当院では、毎月最終木曜日に不幸な野良猫を増やさないよう手術を行っています。
理想的には洗濯ネットにいれてケージで持ってきてもらうのがベストですが、ケージままでも構いません。その時にはなるべくケージに網のように穴が空いていてケージの中が見えるような物がいいです。様子を見ながらその穴から麻酔薬を注射します。
野良猫を捕まえる捕獲ケージのまま連れてきてもらっても構いません。
当院の患者さんでなくても対応いたします。
手術内容及び費用
- 避妊手術(3種ワクチン、コンベニア(2週間効果続く抗生剤)、ノミダニ駆除、皮下点滴、
耳カット(必須)) 13,200円税込み
*手術時すでに避妊済みであっても同額とする - 去勢手術(3種ワクチン、アモキシリンLA注(2日間効果続く抗生剤)、ノミダニ駆除、
耳カット(必須)) 8,800円税込み - 基本、メス猫の避妊手術は卵巣除去のみ
- 妊娠猫 3,300円税込み(子宮卵巣摘出)
- 爪切り 550円税込み
- 入院1,100円(1泊または前日預かりも含む(1,100円税込み))
通常の避妊手術との違い
- 耳カット(必須)
- 気道を確保するための気管チューブを使用しない(注射麻酔のみ)
野良猫は風邪をひいてる子も多く、院内の麻酔回路の汚染を防ぐため及び一度に何頭もの手術を同時に行うため - 通常の手術は心電図や呼気ガスや麻酔ガス濃度等をモニターしながら行いますが時間短縮のため使用しません
- 費用と時間を抑えるため、器具は煮沸による消毒で行うこと
注射麻酔による死亡率
一般に死亡率0.1-0.2%といわれる(1000頭に1-2頭)
- 当院では手術後の糸による副反応を抑えるため及び手術時間の短縮のため卵巣子宮の血管をシーラーと呼ばれる糸を使わない方法にて止血しております。腹部、皮膚の縫合は通常編み糸の吸収糸を使いますが、感染を少なくするため、釣り糸のような編んでない吸収糸を使用します。
下のような内容の同意書にサインを頂きます。